サンショウウオとカエルの成体の違いや寿命などについて調べてみました。

サンショウウオとカエルは何類?

サンショウウオとカエルは共に両生類に属します。

魚類からの進化を遂げ、初めに陸に上がり生息し始めた動物であることもわかっています。

幼生期にはエラ呼吸をし、成長過程で肺呼吸に変わるそうで半分以上が皮膚による呼吸だという事です。

サンショウウオは尾があるので有尾目に分類され、カエルは成長すると尾が無くなることから無尾目に分類されます。

また、サンショウウオとカエルは変温動物でもあります。

変温動物は周りの環境による温度の変化によって自分自身の温度が変化する動物の事です。

暑ければ冷たいところへ、寒ければ暖かい所へと移動しなければなりません。

鱗、毛、羽を持たずに皮膚だけで生きているので温度の変化には敏感にならざるを得ません。

人間のように洋服を着ることができたら移動する必要はなさそうですが、仕方ありません。

サンショウウオ カエル 違い

サンショウウオとカエルの寿命は?

サンショウウオもカエルも寿命については、あまり知られていないのではないでしょうか。

飼育の経験がある方はご存知かもしれませんが、これら両生類の仲間には長寿で知られる種類がいることがわかっています。

オオサンショウウオと言えば国の天然記念物である事は有名ですが、このオオサンショウウオは何と1826年から1881年まで生存したという事実が報告されています。

1830年に日本からオランダに渡ったこのオオサンショウウオは捕獲時から55年間生存したという事なので、1826年に捕獲された事になります。

このサンショウウオは特別な例ですが、サンショウウオの生存年数が20年から30年というのは珍しくはないようです。

カエルの年齢はとても幅広く1~8年であり、種によっても違ってくるのでカエルの平均寿命を出すのは難しいようですが比較的長く生存しているという印象を受けました。

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まとめ

サンショウウオとカエルの違いについて調べているうちに、サンショウウオの寿命が長いことに驚きました。飼育する場合は、自分自身の健康にも気を付け

無責任な飼育はできないと感じました。大切に育てることができればとても長い間一緒にいることができ貴重な存在になるでしょう。

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