カエルとイモリとサンショウウオの共通点について学んでみました。
両生類の不思議に注目です。
カエルとイモリとサンショウウオの特徴と再生能力
カエル、イモリ、サンショウウオは両生類です。
その中でも大きく分けると無尾目種のカエル、有尾目種のイモリとサンショウウオに分類されます。
両生類全体では約6700種ほど発見されていて、未発見を含めると推定15000種にもなるそうです。
そして、これらの両生類は脊椎動物の四肢(しし)動物に属し分泌腺と湿った皮膚を持ち、四肢であり生涯における生活の一部でエラ呼吸をする事があげられます。
羊膜がない卵を産むことも特徴の一つです。
10㎝前後のイモリは2対4本の短い足と長い尾を持っていてサンショウウオは滑らかな皮膚をしていますが、イモリの皮膚はザラザラです。
再生能力が高い事でも有名で、尾が切れたとしても完全に骨まで再生するそうです。
驚く事に、目のレンズまで再生可能で多くの脊椎動物ではこれらの部位の再生は不可能とされていました。
近年の発見ではサンショウウオも身体の一部が失われても再生できる能力があるという事がわかってきました。
特殊な酵素の働きが身体部位の再生に関与しているようですが、サンショウウオは心臓、眼、脊髄など複雑な臓器の再生もできることがわかっています。
そして、カエルにも再生能力があることが発見されました。切断された関節を再生させる事ができると言うもので、この発見はイモリをはじめ尾を持つ両生類の他ではカエルが初めてだという事です。
両生類が持つ能力の凄さには驚きを隠せませんが、それを発見した学者の皆様の努力と熱意に感動致しました。
まとめ
両生類のカエル、イモリ、サンショウウオ。
カエルの形態とイモリ、サンショウウオは似ていません。
しかし、再生できるという素晴らしい能力を持っている点では繋がりました。
両生類が持つ不思議な能力はこれから今以上に解明され、やがて人間にも応用できる日が来るかもしれません。期待したいです。