ウーパールーパーとサンショウウオは見分けがつきません。

どんな特徴を持っているのか調べてみました。

ウーパールーパーとサンショウウオの見分け方と生息地

ウーパールーパーは水中で生活するのに対して、サンショウウオは成体時には陸で生活するため住処は異なりますが、どちらも両生類です。

姿形は非常によく似ていて、両方とも長い体に手足が生えています。

サンショウウオは変態をするので成長過程で姿が変わりますが、ウーパールーパーは変態をすることはありません。

しかし、最近の調査では条件が合えばウーパールーパーも変態をする事が確認されたので、さらに見分けることが難しくなりました。

ウーパールーパーの生息地はメキシコです。メキシコサンショウウオと言われる通り、サンショウウオの仲間でもあります。

高温が苦手なため低水温の中で生活しています。

サンショウウオにも絶滅危惧種に指定されている種はおりますがウーパールーパーも同じく絶滅危惧種に指定されています。

ウーパールーパー サンショウウオ 違い

サンショウウオの生息地は日本、中国、アメリカ等です。

幼生の頃にはエラ呼吸をするため水中で生活をしていますが成体になると肺呼吸に変わり陸地で生活するようになります。

ウーパールーパーの手足はとても小さいですが、成長に伴い爪が生えてきます。

サンショウウオは繁殖期になると指先に黒い爪状の突起物が現れますが、繁殖期が終わる頃には抜けてしまうようです。

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まとめ

おっとりとした動きに可愛らしい姿が人気のウーパールーパーは、今から30年ほど前に日本で大ブームを起こしました。そんなウーパールーパーですが生息地であるメキシコの湖が次々に埋め立てられ住処をどんどん奪われたうえ、食用として捕獲されることもあり数が減ってしまったそうです。数少ない住処も汚染されていて野生のウーパールーパーは、とうとう絶滅危惧種に指定されてしまいました。しかし、日本のペットショップで販売されているウーパールーパーは日本で繁殖されたペット用です。メキシコに住む野生の成体ではないので飼育するには問題ありませんが、愛らしいウーパールーパーはとても寿命が長いのできれいな環境下で大切に育ててあげてください。飽きたからとかめんどくさいとかの理由で飼育を放棄することは絶対にあってはならないことです。

サンショウウオもウーパールーパーも責任をもって飼育されますよう心から願っています。

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