イモリとサンショウウオの違いはどこにあるのか調べてみました。

見分けるのが難しそうですが意外と簡単であることがわかりました。

イモリとサンショウウオの見分け方

同じ両生類に属するイモリとサンショウウオは、体形などが似ているので見分けるのが難しいと思われるかも知れませんが、意外と簡単に見分けることができます。

イモリはお腹が赤いという特徴がある為「アカハライモリ」と呼ばれています。

サンショウウオは赤いお腹ではありませんのでこの特徴を知っていればすぐに見分けがつくという訳です。

ただし、イモリは幼生の頃はお腹が赤くありませんので幼生時に見分けるのが難しいかもしれません。

そして、イモリの肌がザラザラしているのに対し、サンショウウオの肌はツルツルしているようです。

サンショウウオとイモリの生息地

イモリの成体が生息しているのは沼地や池などの流れの緩い水中ですが、サンショウウオの成体は陸地に生息しています。

体形が似ていてしかも同じ両生類でありながら住処が違うのはなぜでしょうか。

イモリは幼生の頃は陸地に住んで成体後に水中に戻り生活をするのに対し、サンショウウオは幼生時に水中で過ごし成体時に陸で生活をするという、反対の生活を送っていようです。

イモリ サンショウウオ 違い

イモリとサンショウウオの飼育について

イモリとサンショウウオの飼育に関して、注意しなければいけない問題があります。

それはどちらも絶滅危惧種であり、国の天然記念物に指定されている種が生息しているからです。

アカハライモリなどはペットショップで購入可能ですが、イボイモリは絶滅危惧種である為、採集したり飼育したりすることはできませんので注意してください。

サンショウウオにも天然記念物に指定されている種がおりますので、十分な注意が必要です。

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まとめ

イモリとサンショウウオの見分け方のポイントがお腹にあるという事がわかりましたが、イモリもサンショウウオもあまり目撃したことがありませんでした。

姿形がよく似ているという事の方に正直驚いています。サンショウウオとイモリには天然記念物に指定されていて、絶滅の危機にある種が生息しているという事なのでむやみに採集したりすることはやめて、静かに過ごせるように見守ってあげたいですね。

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