サンショウウオの見た目は、幼生のころであってもイモリに似ていて間違えられやすいようですよね。
そのイモリもヤモリと名前がちょっと似ているところから爬虫類と間違えられてしまうこともあるようです。
単に魚を釣りに清流で釣りをしていたら、サンショウウオを釣ったなんて運のいい人もいるようですが、ここではそんなサンショウウオが両生類なのか爬虫類なのかを中心に調べました。
サンショウウオは両生類?それとも爬虫類?
サンショウウオは、カエルやイモリと同じ両生類です。
両生類は無尾目と有尾目と無足目と大きく三つに分かれていますが、サンショウウオとイモリは有尾目になります。
両生類は、幼生のころは水の中でエラで呼吸をしながら息づいています。
だんだん成長していくと、肺で呼吸をしたり皮膚で呼吸するようになり、陸の上でも生活するようになりますが、半分以上は皮膚呼吸をしているようです。
サンショウウオに「魚(ウオ)」のことばが入っていますが、もともと両生類は、魚類から進化をして初めて陸の上にあがった生き物のようですね。一方、爬虫類には、ヤモリや蛇、トカゲなどがいます。
爬虫類は幼生のうちから肺で呼吸ができます。
もともと両生類と爬虫類とまったく関係していないわけではないようです。
爬虫類は両生類から進化をして初めて陸の上で活動できるようになった生き物のようです。
両生類は水の近くで活動しますが、爬虫類は水から離れても生活できることに成功したということになるようです。
大まかに両生類と爬虫類の違いをいうと、水辺から離れて生きて行けるかいけないかの違いになります。
まとめ
水の中で生きている生き物は他にもいますが、どこでどう判断するかは、いろいろあります。例えばカメやワニも水の中で生きていますが、鱗があるかないか、肺呼吸なのか、乾燥に強いのかなどさまざまな要素があって分けられているようです。サンショウウオは幼生の時期に、自分の仲間を食べてしまうこともあるようですね。そんな性格が荒いのかと思ったら口に入るものは何でも食べてしまう食いしん坊のようですね。