サンショウウオは、きれいな清流で生活しているという印象が強いですよね。
確かに幼生のうちは水の中のようですが、成体になるとほとんどは陸の上で過ごすことが多いとも言われているようです。
これが飼育下ならどうなんでしょうか。きれいな水を好むといわれていますから、水の環境は常に気にしないといけないですよね。
そこで、飼育しているサンショウウオの水換えについて調べました。
サンショウウオの飼育での水換え
サンショウウオを飼育に適している水温は、15℃から20℃といわれています。
なるべくなら20℃を超すことがないような配慮が必要なようです。
サンショウウオは暑いのは苦手で涼しい場所を好みます。
クーラーや保冷剤、ときには冷蔵庫を使いながら温度管理が必要なようです。
サンショウウオの水換えはとても大事です。サンショウウオは口から水を飲むことはありません。
自分の皮膚を通して水分を吸収しています。飼育している中では、湿気のある床材から水分を摂っています。
そのために、水槽内の水はサンショウウオの体に入るので常に清潔な水であることが必要なようです。
水換えはそっくり水を換えるのではなく、適量の水を抜いて捨てて、減った分を足す方法で水替えを行います。
全部入れ替えてしまうと、濾過バクテリアにダメージを与えてしまうことと、水質の変化でサンショウウオにも影響があることからのようです。
また、水道水を使うのは大丈夫なようですが、一番いいのは水を汲んでしばらく置いた水をペットボトルに入れて使うといいようです。
ただし、水温が熱くなっていないかは必ず確認しましょう。
水換えに使う道具は水換えポンプを使うと簡単なようですね。
水換えポンプは灯油などを入れるときのポンプに似ています。
水を足す時にはサンショウウオにかからないように注ぎ入れます。
水替えは一か月に一度行いましょう。
まとめ
サンショウウオを飼育するのは、とにかく水の環境はとても重要ですよね。自然の中ではつねに新鮮な水の中で身をゆだねていられます。少しでも自然に近い形で、なおかつ水温などやバクテリアなども十分考えて飼育する必要がありますよね。環境が適していれば長生きもするといいます。少しでも長生きして一緒に年を重ねていきたいですよね。