イモリとヤモリは見た目や言葉のニュアンスがちょっと似ているので、イモリとヤモリの違いがわからないところがありますよね。
サンショウウオもその姿形がイモリに似ているところもあり、間違えてしまう人もいるようです。
そこでここでは、イモリ・ヤモリ・サンショウウオの違いについて調べました。
イモリ・ヤモリ・サンショウウオの違いは?
まずイモリとサンショウウオは両生類になりますが、ヤモリは爬虫類なんですね。
それぞれの生態系の違いを大まかに分けると、イモリとサンショウウオはいずれ陸の上にあがって生活しますが、基本的に水の中の生き物です。
自然豊かなきれいな清流に生息しています。
イモリとサンショウウオは間違われやすいようですが、まず、イモリとサンショウウオの違いで一番わかりやすいのが、成体になったときの体の見た目です。
イモリには、お腹のあたりが赤いです。
サンショウウオには目立つような派手な色のものはいません。
一方、ヤモリは基本的に家の周りや林の中で生活しています。
イモリとヤモリの違いは体にも大きな違いがあります。イモリの指は4本ありますが、ヤモリには、5本の指がついています。
ヤモリの特徴でよく知られているのが、自切(じせつ)という行動ではないでしょうか。
天敵などに対峙したときに、自分の尻尾を切って敵の視線をそらして、自分はその場から逃げてしまうことがよく知られていますよね。
また、動きの素早さにも違いがあって、素早く動くのがヤモリ、ちょっともったりしているのがイモリのようです。
イモリとヤモリに出会うことはそれほどむずかしくはありませんが、サンショウウオだけは、もし出会うことができたら、とても運が良かったということになるかもしれません。
まとめ
ざっくりいうと、ヤモリは陸の上の生き物、イモリとサンショウウオは水の中の生き物と覚えるとわかりやすいかもしれませんね。イモリとサンショウウオの幼生になるとかなり似ているので違いを見つけるのはなかなか難しいようですが、それぞれの生き物の顔を真正面から見ると、とっても可愛らしい顔をしているのは同じですよね。