サンショウウオの幼体は何を食べているのでしょうか?幼生の時と同じでいいのでしょうか?
また飼育している場合、餌は何を与えればいいのでしょうか?
今回は幼体の餌を中心に調べてみました。
幼体の餌について
サンショウウオの幼体の餌についてですが、基本的に幼生と同じ冷凍赤むし、冷凍イトミミズ、冷凍ブラインシュリンプが適しています。
餌を選ぶポイントとして、幼体の大きさにより餌の種類を選ぶといいでしょう。
冷凍赤むしは幼体の大きさが中~大に向いています。
生きている赤むしは釣具屋さんで購入する事ができますが、冷凍物の方がストックが楽ですからおすすめです。
冷凍イトミミズも幼体の大きさが中~大に向いています。
お値段は少し高めですが、餌の食いつきが良いそうです。
冷凍ブラインシュリンプは幼体の大きさが小~中に向いています。
ブラインシュリンプというとピンと来ないかもしれませんが、シーモンキーの仲間と言えばわかりやすいかと思います。
乾燥した卵が売られており、塩水に入れておくと1日で孵化しますので管理は楽です。
特にブラインシュリンプの孵化したては大きさが1ミリ以下なので、孵化したばかりの幼体にピッタリの餌と言えます。
値段も手頃なのでお勧めですし、大きくなった幼体でも食べてくれるので便利な餌です。
一つだけ注意点がありまして、ブラインシュリンプは孵化したものをすぐ幼体に与えてください。
脱皮をする度に栄養価が減ります。
冷凍餌を与える時の注意点
冷凍餌の与え方ですが、そのまま与えても幼体は食べないので水で溶かします。
溶かした後はスポイトで吸い、幼体の目の前に落とすことで生きていると勘違いし口にします。
毎日朝と夜2回、食べ切れる量をあげます。
一度解凍したものは品質が落ちるので、捨てましょう。
その他餌になるもの
餌にお金を掛けたくない場合は、田んぼや池に行って網で小さい虫を集めるのも可能ですが寄生虫がいる場合があるのであまりお勧めはできません。
まとめ
餌は幼体の大きさによって変えたほうがいいと分かりました。冷凍物の餌は管理もしやすいですしブロック状で使い易く、私も実際使用していたことがあるのでお勧めです。幼体の時は成長するのに一番大事な時なので、少々高くても良い餌をあげたいなと思いました。