サンショウウオは幼体の時冷凍赤むしや冷凍イトミミズなどを与えますが、成長して成体なった時も餌は同じでいいのでしょうか?
今回は成体になったサンショウウオには、どんな餌をあげたらいいのか調べてみました。
成体の餌について
成体の場合、餌と認識しないと食べないので活餌を与えます。
ミルワーム、ブドウ虫、紅サシ、フトミミズ、ワラジムシ、ショウジョウバエ、デュピア、コオロギ、カマキリなどです。
お勧めはミルワームです。
ペットショップでも売られていて、値段も手頃で冷蔵庫の中で1か月ぐらいは生きたまま保存できます。
食品と同じ冷蔵庫に入れるのが嫌な場合は、もう1台冷蔵庫を用意しないといけませんが餌用の冷蔵を1台持っていると色々と便利なのであって損はありません。
ミルワームの大きさは2cmぐらいですが、栄養価はあまり高くないのでミルワームだけを与え続けるのはやめましょう。
ブドウ虫は、ガの幼虫です。釣りの餌としても用いられるので購入はしやすいです。
暑さに弱いので、夏場は早めに消化しましょう。
寒い季節は1か月ぐらいは大丈夫です。
ミルワームより少し大きいので、大型のサンショウウオにお勧めです。
紅サシはハエの幼虫で、小型、中型のサンショウウオの餌として向いています。
こちらも釣具屋さんで簡単に購入できます。成長が早く1週間ほどでサナギになってしまうので、こちらも早めに消化しましょう。
大きさは1cm以下ですが、大型のサンショウウオも食べます。
ちなみに紅サシの赤い色は、食紅で着色しています。
ワラジムシも小型、中型のサンショウウオの餌に向いています。
栄養価も高いのでミルワームの補助としてもいいかもしれません。
フトミミズは大型のサンショウウオの餌に向いています。
釣りの餌としてこちらも購入がしやすい餌です。
デュピアですが、簡単に言うとゴキブリです。
海外の大きなゴキブリで、爬虫類の餌にもなるのでショップで購入できます。
日本のゴキブリは病原菌がいっぱいなので与えるのはやめましょう。
コオロギやカマキリについては、食べるけど喰いつきは悪い餌と言えます。
餌を増やす方法もある
餌代がかかるのは生き物を飼っている限り仕方のない事ですが、上記にあげた餌を飼育する方法もあります。
かなり難しいですが、実際餌代を浮かせるために飼育してる人も多いので挑戦してみるのもいいかもしれません。
まとめ
成体の餌は色々な種類があり、幼体の時と同じように成体の大きさによって餌を変えたほうがいいという事がわかりました。ちょっと気持ち悪い餌ばかりですが、サンショウウオにしてみればご馳走です。一つの餌ばかり与えていると栄養が偏るので、何種類かを交代で与えるといいかもしれません。幼生、幼体の頃より成体の方が餌の管理が難しそうなので、飼育する場合は色々大変そうですが、サンショウウオの為と思って頑張りましょう!